入谷式インソールとは?
対象者の「足」や「歩行の特徴」を分析し、痛みの軽減や歩きやすさ、運動パフォーマンスの向上を追求した完全オーダーメイドのインソールのことをいいます。運動学と解剖学を熟知した理学療法士が、評価から研磨まで全て担うため、既製品では促通できない動きを足元から誘導することが可能になります。
特徴
足型を採型して作成するタイプとは異なり、「歩行分析」を用いて運動を確認しながら作成するのが大きな特徴となります。
足の骨の数は片足で28個あり、それぞれで関節を構成するため、運動方向はとても複雑になります。そのため、足の中で小さな捻じれが生じやすく、扁平足や外反母趾、膝・腰の痛みといったメカニカルストレスが生じてしまいます。
入谷式インソールでは、テーピングやパットを用いて関節の運動方向を誘導し、対象者に生じるメカニカルストレスを限りなく少ない運動方向へ導きます。その後、評価結果に基づいてアーチパットを研磨致します。
そのため、既製品や足型採型のインソールとは異なる、足や膝・腰の痛みの軽減や運動パフォーマンスを促通するクライアント様だけのインソールが完成します。
評価・作成の流れ
以下に評価〜作成までの流れを説明させていただきます。
1.問診
クライアント様の希望や目的、痛みについて問診をします。
2.歩行分析
裸足での歩行、靴を履いた状態での歩行、バランスなど、様々な動きを評価します。
3.テーピング・パッド誘導
足にテーピングやパッドを貼付し、動作がどのように変化するのかを分析します。
4.アーチパッド研磨・作成
1〜3で得られた結果を基に、アーチパッドを研磨しインソールを作成致します。
5.再評価・微調整
作成したインソールで再度歩行分析を行い、微調整を行います。その後裏地を貼り完成になります。
対象となる方
対象年齢:小学高学年〜高齢者まで
どなたにでも作成できますが、主に以下のような方を対象としております。
- 足・膝・腰に痛みがある方
- 扁平足、外反母趾、リウマチ、変形性膝関節症、変形性股関節症、慢性腰痛症、オスグッド・シュラッター病、シンスプリント、捻挫、足部・膝の靱帯損傷、慢性肩こり、頚椎症など
- プロスポーツ選手
- 部活動やクラブ活動の選手
- 趣味でウォーキングやジョギングをされている方
- 仕事で立ち仕事が多い方